ご意見・ご質問箱


 
 

   第61回 「ご意見・ご質問箱」

工事受注金額が低く、採算が取れません
              (高知県、建設業経営者)

  私は建設業の経営者ですが、最近は官公庁の工事発注が、指名型ではなく公募型で、殆どの受注金額が最低金額に並び、くじ引きで受注先企業を決めている状態です。
 当然に、工事量は激減して、その上に受注金額は極端に低く、とても採算が取れる状態ではありません。
 当社は、今後どのように対処すればよいのでしょうか?
適切なアドバイスを宜しくお願いします。



 
思い切った対策を

 ご質問からは、貴社が高知県の何処にあるのかが分かりませんが、貴社が今後受注できる最低ラインの工事量を予想して、その工事量をこなせる最低限の従業員数までリストラすることです。
 この場合の工事量は、必ずや少なめに見積もってください。
実際の工事量がもしも予想よりも多かった場合には外注でカバー出来ますが、少なかった場合には再度のリストラが必要となります。
 従って、この場合の予想工事量は必ずや少なめに見積もって下さい。誰もがやりたくはないと思いますが、思い切ったリストラを断行してください。
 早急に思い切った対策が望まれます。